極楽寺
上田市中之条:野田俊一住職(高仙寺住職が兼務)
〔連載第21回〕
上田市中之条の極楽寺は創立当時は現在より東南方の神畑の山麓にあった。開山は有専上人。
現在の本堂は享保年間、庫裡は寛政年間に建立された。本尊は阿弥陀如来で、本堂の奥に安置している。
現在、住職は小泉の高仙寺住職が兼務している。野田住職は「この寺の本尊は本来大日如来だったはず」と話すが、何時の間にか阿弥陀如来になったという。本堂に対して少し大きめな如来様が優しいお顔でお迎えしてくださるのが印象的。
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