恵光院

恵光院丸子町塩川：真葛　賢有　住職
〔連載第95回〕　丸子町塩川の「恵光院」は上田から大屋橋を渡り、塩川の信号を左折、県道芦田大屋線の信号「坂井」の近くにある。丘陵地にあるため、寺から千曲川周辺が眼下に見渡せる眺めの良い場所。　山門に続く参道は手入れが行き届き、数本のハナミズキが出迎えてくれる。　同寺の詳細はあいにくの火災で不明だが、「丸子町史」によると、創建は天和六年（1620）で、長門町の西蓮寺の四世・真誉了道が開山したという。京都知恩院の末寺。本尊は阿弥陀如来。