前山寺
上田市東前山:河合栄尚住職
〔連載第7回〕
三重塔(重要文化財)
寺の歴史は古く、、空海上人が護摩修行の霊場として開創したといわれる。 今は真言宗のお寺として多くの壇家をかかえている。 老松の参道を抜け小さな山門をくぐると目前に優しげな表情で三十塔が迎えてくれる。 河合住職は、未完といわれるこの塔を見ていると己の未完を感じる。そして、同時にどんな人にも可能性があること、生涯学び続けることの大切さ、仲間の大切さなどをこの塔は六百年以上も我々にうったえ続けているという。
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