極楽寺 上田市中之条:野田 俊一 住職代務 |
〔2007年4月4日掲載〕 上田市中之条の真言宗智山派の「極楽寺」の開山は宥山上人。創立当時は現在地より東南方の神畑山の山麓にあり、勅願寺として寺領を賜り三間四面の堂宇で本尊は大日如来だった。 現在の本堂は享保年間、庫裏は寛政年間に建立され、本尊は阿弥陀如来。 野田住職代務は「本尊はもともと大日如来だったが、上田原合戦で戦火に遭い、本堂が消失した。このため、寺が中之条に移り本堂を再建立した。この時、大日如来に替わって阿弥陀如来像が安置されたのではないかと思われる」と話している。 本堂に対して少し大きめな如来像は優しいお顔でお迎えしてくださるのが印象的。 |
backnext |